☆備前市吉永町多麻 七夕通り&備前市歴史民俗資料館☆
2020年08月19日
今日は備前市吉永町多麻へ!七夕通りへ行ってきました☆
旧暦の七夕は8月7日。こちらの地区では昔から旧暦の七夕で飾り付けを行うそうです。
地域の過疎化が進む中、製作者の石崎さんが少しでも賑わいになればと15年前から七夕作りに奮闘されています。
用意された笹は40本以上!地域の皆さんに手伝ってもらいながら設置したそうです。
長期間外に置いていても劣化しないようにレジャーシートでできた短冊はなんと5000枚!これを石崎さんお一人で準備されたと言うから驚きです。
御年82歳。皆さんの笑顔が何よりも励みと語ったその笑顔は本当に優しく、温もりに満ちていました^_^
短冊に書かれたメッセージは地元の方や老人施設の皆さんが書いたもの。
新型コロナウィルスの収束を願ってのものや、健康、短歌風のものなど面白いものもありましたよ!
この展示は8月31日まで。皆さんも短冊に願いを込めてみてはいかがでしょうか?
午後からは備前市東片上にある備前市歴史民俗資料館へ☆
学芸員の新井さんにお話を伺いました。
ただいま「驚愕の新発見!幻の件(くだん)は実在した!?」が開催中です。
件とは人面を持つ牛の妖怪で江戸末期から西日本を中心にあらわれ、人の言葉で予言するとされています。
ここ備前にも伝承が残されており実際に安政7年に和気井田村で件が生まれている記録が確認されています。
昔の瓦版などに使用され、持っていると疫病除けになったりとのこの事から現在流行しているアマビエ等に続いて注目を集めているそうです。
新井さん曰く、まずは地元の方に知ってもらって地域の歴史や文化に興味を持ってもらえればとの事でした。