淵本 文枝

岡山市北区御津虎倉の大野公会堂に岡山御津お正月研究会のみなさんを訪ねました。

大野公会堂

去年からメンバー10人余りで環境汚染をしない麦ストローを作っているそうです。

今年は6月に麦刈りもしたそうで、20センチほどの軽やかな麦ストローが出来ていました。

麦ストロー
麦ストロー

2アールの作付で11月に種まき、2月の麦踏、6月の刈り取りと、自ら育てた麦で作ったストローは、つるつるとして口当たりも良く軽くて洗えば何度でも使えます。

節と節の間を23センチ程に、またなるべく太く育てるのが次なる課題だそうです。

大野公会堂の前

因みに20本入り300円で販売されています。

問い合わせ okayamaosyougatu@gmail.com

午後は岡山市北区真星にある、岡山県で唯一花火を製造している森上煙火工業所にお邪魔しました。

今年は新型コロナウイルスの影響で軒並み花火大会は中止されていますが、その花火玉を使ってお守りを作り、販売を始めています。

直径3センチの小さな小花という花火玉はストラップやキーホルダーに、直径15センチの5号玉や30センチの一尺玉はだるまのデザインで縁起を担いでいます。

森上煙火工業所 直径15センチの5号玉や30センチの一尺玉はだるまのデザイン
森上煙火工業所 

その他にもLEDライトを入れて模様が浮かび上がるように切り抜いた玉灯籠など、様々なデザインがありました。

森上煙火工業所 玉灯籠
森上煙火工業所 様々なデザインの花火玉

森上社長は、「花火がどんな原型で空に打ち上げられているのか知らない方がほとんどなので、知ってもらえるチャンスでもあり、このお守りで新型コロナウイルスの終息はもちろん、来年こそは花火大会を大勢の人に楽しんでもらいたい」とおっしゃっていました。

今年は、サプライズ花火がところどころで打ち上げられていますが、一発でも見られてよかったと思ってくれる人が多く、花火の人に与える力を改めて感じられたような気がします。