淵本 文枝

今日は和気町清水にあるギャラリー栂にお邪魔しました。

ここは美術ギャラリーと手打ちそば屋が融合したお店。

ギャラリー栂 外観

おしゃれな現代建築に一歩入ると、明るいテラス席のある空間が広がります。

ここは手打ちそばをいただけるスペース。

ギャラリー栂 明るいテラス席のある空間

わざわざ高速道路を使ってくるお客さんも多いという、本格的な蕎麦。

朝、臼引きしたそば粉を手打ちしています。

夏限定のすだち蕎麦

夏限定のすだち蕎麦をいただきました。絶品。

そして、ギャラリーは明後日28日までバンクーバー在住の安藤真理子さんの版画作品展が開催されています。

ギャラリー 安藤真理子さんの版画作品
ギャラリー 安藤真理子さんの版画作品

エッジングの繊細さと鋭さ、モノクロの中に差し色が一つ入り、不思議な世界観が広がります。

芸術作品と蕎麦のコラボレーション、とても落ち着く隠れ家にしたいような空間です。

ギャラリー
ギャラリー 安藤真理子さんの版画作品

月曜、第3日曜は休み。蕎麦は15時まで。

午後は同じく和気町清水の染織工房nacoにお邪魔しました。

9年前茨城から移住してきたご夫婦が原毛・糸を草木染で染め、糸を紡いで、布を織ったり編んだりして、製品を完成させています。

染織工房naco 作業の様子

和気には明るい山、雑木林の森が広がっているので染料の宝庫なんだそうです。

庭には糸を染める釜と薪が山積みになっていて、畑には染料になるハーブが育っています。

染織工房naco 庭
染織工房naco 染料の元

糸紡ぎのワークショップを和気町中央公民館で月1回開いていて、今人気だそうです。

丁寧に一から作り出していく手間が、その作品に対して愛おしさにつながり、物を大切にしようという思いになっていくのですね。

制作途中のブラウス

制作途中のブラウスは、オオキンケイ菊と、イチゴで染めた物。

優しい色と風合いになっていました。