淵本 文枝

神代和紙保存会

2020年03月06日



新見市新郷に奥備中神代和紙の歴史を学べる紙の館が夢すき公園の中にあります。
今日は保存会副会長の忠田町子さんに神代和紙について伺いました。





寒い時期、水が冷たいと雑菌が少なく、糊の役目をするとろろあおいの混ざり方も良いので今が作業に適しているそうです。
保存会は7人のメンバーが在籍。
30代が2人いるそうで、何とか継承したいとおっしゃっていました。





楮・ミツマタの原料から蒸したり煮たり、灰汁をとったり塵をとったり、叩いて繊維を砕いたり、すき舟ですいて、水切り、乾燥と気の遠くなるような工程です。
体験が紙の館で予約があればできるそうなので、貴重な手漉き和紙の風合いと品質の良さを感じてみて下さい。
0867-92-6577