8月19日(水) 午後8:56~9:54
宝の山 ふたたび~真庭市・林業への挑戦~
林業のまち、真庭市。杉やひのきが植林された山は、かつて地域を潤す宝だった。
しかし、徐々に木材の需要がへりはじめ、材木として出荷してもあまり価値を生まなくなると、山は荒れ、山で生きて行く人も減ってくることになる。
このままでは日本中の山が荒れてしまうと、真庭市にある製材会社が立ち上がった。
集成材メーカーの大手、銘建工業は以前から工場内に製造過程ででる木の屑などを燃やし、発電するバイオマス発電を行ってきた。これを真庭市全体に広げれば、真庭だけでなく、日本中の山が再び宝の山に生まれ変わるのではないかというものだ。さらに木材の使用量を増やそうと新たな集成材の開発し、林業関係者や製材会社だけでなく国からも注目される。
岡山県北で始まった、日本中の山を再び宝の山によみがえらせる取り組みを追う。