8月21日(水) よる7:00~7:55
田舎からニッポンを変える~棚田村の挑戦者たち~
岡山県美作市の上山、かつては8300枚の規模を誇る美しい棚田村だった。しかし中山間地域を襲った過疎高齢化の波により、その風景は失われてしまう。今、この田舎でかつての風景を復活させようと取り組む若者たちがいる。英田上山棚田団、そして美作市地域起こし協力隊の若者たちだ。山を焼き払い、そこには梅の木を植えるという。夏祭りを復活させ、アジア諸国でなじみの「天灯」を上げる。棚田でセグウェイを走らせようと意気込むメンバーもいる。それは単なる耕作放棄地の再生ではない。田舎にこそニッポンの未来像があると考え、棚田村を再創造しているリアルな姿だ。
都会から若者たちが集っての田植え、稲刈り・・・。農業に可能性を感じる若者たちの姿がある。そして迎えた冬、今度は新しい林業への挑戦だ。放置するほかなかった間伐材でのエネルギー自給構想、さらに田畑を荒らすため害獣とされる鹿も日々の糧に。
そして春、新しい仲間と共に見る新たな夢・・・。
田舎からニッポンの未来像を描く!そんな棚田村の挑戦者たちの1年に密着した。
写真: 春の棚田での英田上山達歩(タップ)団