パンドラの箱が開いた。
バスケットボール部顧問の体罰が原因といわれる男子高校生の自殺。柔道全日本女子監督から体罰を受けた代表選手達の告発。教育現場とアマチュアスポーツ界を中心に次々と体罰の事実が明るみに出て波紋を呼ぶ中、岡山・香川エリアでも同様の事例が確認され始めている。
日本において、体罰は“師弟関係”という一種の「聖域」の中で認められてきた「必要悪」であり、体罰を表だって語ることはタブーでもあった。その禁が破られた今、体罰は是か非か徹底討論する。


写真＝資料映像