いまドキッ!の番組内で
ご紹介したレシピを掲載!

鰻のいなり寿司

2024年07月12日放送

材料(2人分)

  • ※酢飯
  •  ごはん(やや固めに炊いたもの)…200g
  •  すし酢…20ml
  •  揚げ煮汁…適宜(お好みで)
  • ※酢飯に混ぜる食材
  •  鰻かば焼き…50g
  •  ゆで三つ葉…15g
  •  煎りごま…3g
  •  刻みみょうが…1/2個
  •  刻み大葉…3枚
  •  刻みガリ…7g
  • ※寿司揚げ
  •  すし用揚げ…4枚
  •  水…240ml
  •  酒…40ml
  •  濃口しょう油…20ml
  •  砂糖…25g 
  • ※仕上げ用
  •  鰻かば焼き・だし巻き玉子・刻みガリ・ゆで三つ葉…各適量

◎焼き物用万能タレ

  • 濃口醬油…60ml
  • 本味醂…60ml 
  • 酒…60ml
  • 砂糖…15~20g(お好みの甘さで調整)
  • ※とろみが少々出るまで、鍋で煮詰める。

監修/専門学校岡山ビジネスカレッジ 
   調理師養成学科 今井大全先生

作り方

  1. すし揚げに湯をかけて菜箸で抑えて油抜きをする。
    油が抜けたらザルにあげて水分を切り半分に切る。
    鍋に水を入れて火にかけ、酒、しょう油、砂糖を入れて煮立てる。
    すし揚げを加え、落し蓋をして弱火で煮汁が少なくなるまで炊き、炊けたら冷めるまでそのまま置く。
    炊いたすし揚げは、一晩置くことでより味が馴染む。
    また、さっと作りたい時は、市販の稲荷用揚げを使うと便利である。
  2. 鰻蒲焼きを切る。
    酢飯に加えて混ぜるものと、飾りの盛り付け用になる。
  3. ご飯はすし酢をかけるため、水分をやや少なめにして昆布を加えて炊いている。
    ご飯が熱いうちにすし酢を回し掛けて、粘りが出ないように手早く混ぜる。
    ここに揚げの煮汁を少々回しかけて再度手早く混ぜる。
    すし揚げを炊いた煮汁を少々加えることで、すし揚げとシャリに一体感が出て味もなじむ。
    刻んだ鰻蒲焼き、みょうが、大葉、甘酢しょうが、下茹でして1㎝に切った三つ葉、煎り胡麻を加えて手早く混ぜる。
  4. 炊いたすし揚げの煮汁を優しく絞り、すし揚げを破らないよう開いて裏返し、中の具が多い場合は少々取る。
  5. ③が人肌程度の温度になったら包んでいく。
    まずは水に酢を加えたものを手になじませる。
    ③の酢飯25g程度を手に取り、丸くまとめる。
    丸めたらすし揚げに詰めて形を整える。
    一つは裏側を上に向けて底を安定させる。
    刻んだガリ、さいの目に切っただし巻き玉子と鰻蒲焼きを市松模様になるよう、見た目良く盛り付けて三つ葉を添える。
    もう一つはすし揚げの中にだし巻き玉子、シャリを入れて形を整える。
    鰻を上にのせてボイルした三つ葉で結んで完成!

今日はここに注目!

市販の鰻のかば焼きを美味しく焼く!!
市販のかば焼きを購入される方、必見です!!
せっかくのかば焼きをご家庭で香ばしく焼いて、より美味しく食べていただくためのポイントをお伝えします!!

その① 国産の鰻の場合
ご家庭では、手軽に電子レンジなどで温めて食べることが多いかと思いますが、よりおいしく食べるには、グリルやオーブンで焦がさない程度に表面を軽く焼くと鰻の風味が際立ち、美味しさもよりアップします!!

その② 輸入ものの場合
中国産などの鰻のかば焼きは、サイズが大きいかば焼きも多く、その分、身や皮に厚さがあることや、濃度の高いタレがからんでいて味が濃いのも特徴です。
まずは、濃度の高いタレをサッと水で洗い流し、キッチンペーパーで水分をしっかりと拭いて、グリルやオーブンに入れて焦がさないよう表面を軽く焼きます。
焼けた鰻のかば焼きに、(レシピ参照 酒、醤油、味醂、砂糖を煮つめてとろみを付けたタレ)手作りのタレを数回塗って、鰻の表面に照りが出るまで両面香ばしく焼きあげます。
このひと手間を加えることで、味や風味のアップした美味しい鰻のかば焼きが味わえます。