いまドキッ!の番組内で
ご紹介したレシピを掲載!

牛肉の黒こしょうソテー 薬膳香味野菜ソース

2024年06月18日放送

材料(4人分)

  • 牛肉ももブロック…360g
  • 塩、粗挽き黒こしょう…適宜
  • オリーブ油…適量

◎香味野菜ソース

  • トマト…1個
  • 赤ピーマン…2個
  • 赤たまねぎ…1/2個
  • セロリ…50g
  • パイナップル…60g
  • パクチー…10g
  • レモン汁…大さじ1
  • オリーブ油…70ml
  • スイートチリソース…40g
  • タバスコ…お好みで適宜
  • 塩、こしょう…適宜

監修/国際薬膳調理師 岡田智美さん
   雑穀料理Millet オーナーシェフ 岡田賢治さん

作り方

  1. 牛肉は1.5㎝角程度の太さで棒状にカットし、塩、粗挽き黒こしょうをふる。
    (今回はなかやま牧場提供の牛肉「亜麻仁の恵み」ももブロックを使う。)
  2. フライパンにオリーブ油を熱し、好みの焼き加減に焼く。
  3. 湯むきして種を取ったトマト、ヘタと種を取った赤ピーマン、セロリ、パイナップルをそれぞれ5㎜角に切りボウルに入れる。
    みじん切りにしたパクチー、レモン汁、オリーブ油、スイートチリソース、タバスコを加えて混ぜ合わせ、塩、こしょうで味を調える。
  4. 焼きあがった牛肉をお皿に盛り、ソースをかけて完成!!

薬膳メモ

●牛肉
牛肉は体にエネルギーを与えて、気力を高める効果があるとされています。
胃腸の働きを助けて、弱った胃腸の機能を高めたり、筋力をつけるのに役立ちます。

●トマト
暑さでほてった体を適度に冷まし、胃腸の働きを助け、消化に役立ちます。
喉の渇きをうるおし、汗などで流れてしまったエネルギーも補います。

●ピーマン
血やエネルギーの巡りを良くし、胃の働きを助けて食欲を増進させて消化も助けます。
暑い夏は気持ちも高ぶりやすくなりますが、イライラ解消に役立ちます。

●パイナップル
唾液の分泌を促進して、喉の渇きを解消するのに役立ちます。
胃腸の働きを良くして消化を助け、体の余分な水分を除くのにも役立ちます。

薬膳ワンポイント ~夏の食養生~

夏は五臓の心と関係が深く、心の働きが亢進してオーバーヒートしやすくなります。
心は血液循環をコントロールしている働きと同時に、「こころ」精神活動に大きく関係していますので、血液循環が悪くなったり、胸が苦しくなったり、不眠になったりといったことの原因にもなりやすい時期です。
ピーマン、蓮根、小麦、黄ニラ、アーモンド、クチナシ、コーヒー、お茶などが、心の働きを助けたり、気持ちを落ち着かせるのに役立ちます。
玉ねぎやパクチーなどの香味野菜も巡りを良くしてくれます。
トマト、キュウリ、セロリ、スイカ、豆腐などは、体にこもった熱を取り除いて喉の渇きを止める働きがあるといわれています。