いまドキッ!の番組内で
ご紹介したレシピを掲載!
2023年09月05日放送
監修/国際薬膳調理師 岡田智美さん
雑穀料理ミレット オーナーシェフ 岡田賢治さん
秋の初めは残暑と乾燥してくる空気の影響をうけやすくなります。
秋と最も関わりの深い臓器は肺です。肺は鼻から外と繋がっているので、乾燥した外気の影響で肺の潤いが不足することによって、喉や皮膚の乾燥などの症状が出やすくなります。
しめじ・エリンギなどのキノコ類、アーモンド・ピーナッツ・胡麻などのナッツ類、チーズ・卵、梨・柿・イチジクなどの果物、豚肉、豆腐、山芋、クコの実などは肺に働いてくれたり、潤いを与えてくれる食材です。
秋の色は「白」なので今日は白い麻婆豆腐にしてみました。肺の働きを助けたり、潤してくれる食材に、豆腐、梨、ナッツ類、カブなど、白いものは多いです。
秋の味は「辛味」。生姜、ネギ、玉ねぎ、黄ニラなどの「辛味」が体を整えます。
エリンギ
体に必要な水分を補い、渇いた体を潤してくれます。
キノコはエネルギーを作り出し、機能を高めるとされています。
豚肉
体を滋養し、体に必要な水分を補い、肌を整えます。
エネルギーを作り出す働きで、疲労回復を助けてくれます。
豆腐
体内にこもった熱をとり、内臓を潤します。
胃腸の働きを整えてくれて、体の老廃物を排出するのを助けてくれます。
大豆のたんぱく質はそのままでは吸収されにくいのですが、加工されたことで吸収されやすくなります。
黄ニラ
ピリッとした辛みが、血行を良くし、内臓の体温を上げて機能を高めます。
火を通しすぎないのが、おいしさと効能を保つコツです。