いまドキッ!の番組内で
ご紹介したレシピを掲載!

小豆とひき肉のピラフ

2023年06月27日放送

材料(4人分)

  • 米…300g
  • あいびき肉…120g
  • 小豆…100g
  • マッシュルーム…4個
  • たまねぎ…1/2個
  • ニンニク…2個
  • セロリ…60g
  • 赤ピーマン…2個
  • トマト…中1個
  • アスパラガス…4本
  • カレールウ…20g
  • 無塩バター…15g
  • 水+小豆の茹で汁…350ml
  • オリーブ油…適量
  • 塩…適量

監修/国際薬膳調理師 岡田智美さん
雑穀料理ミレット オーナーシェフ 岡田賢治さん

作り方

  1. 小豆は軽く洗ってから鍋に移し、小豆が被る程度の水を加えて中火にかける。沸騰したら弱火にし、25~30分程度茹でる。
    途中水分が少なくなったら水を足しながら硬めに茹でる。
    茹で終わったら、ザルで小豆と茹で汁を分け、350mlになるよう茹で汁に水を足す。
  2. フライパンにオリーブ油を熱し、みじん切りのニンニクを弱火で炒める。
    香りが出てきたらみじんぎりの玉ねぎとセロリをしんなりするまで炒めます。5㎜にスライスしたマッシュルーム、ひき肉を加えて炒める。
    1㎝角に切ったトマト、5㎜角に切った赤ピーマン、バター、カレールウと塩を加えて軽く炒める。
  3. 炊飯器に洗って水を切った米、②の炒めた具材、小豆、茹で汁と水をあわせたものを加えて混ぜて炊く。
  4. アスパラガスはかたい部分を切り落とし、下茹で。縦半分に切り、5㎜角に切る。
  5. 炊き上がったピラフにアスパラガスを加えて混ぜ、器に盛り付けて完成!

薬膳ワンポイント ~夏の食養生編~

今年は早くに梅雨入りして、梅雨真っ盛りです。
蒸し暑さのため、胃腸が疲れやすい時期す。そして夏と最も関わりの深い臓器は心臓です。
心臓は全身の血液と関連しているため、血流や心拍数が早くなったり、気持ちが落ち着かず不眠などの症状も出やすくなります。
小豆、トマト、スイカ、にんじん、レンコンなど、心を元気にする食材です。
夏の色は「赤」なので今日は赤ピーマンを使いました。スイカやトマトなど赤いものを選びましょう。
夏の味は「苦味」。
ゴーヤ、ピーマン、ビールなどの「苦み」が体を整えます。
心の働きを補って、ゆったりとした気持ちで過ごせるようにしたいです。

●薬膳メモ 小豆
湿度と気温が高いときに、体に停滞した熱や余分な停滞した水分を体の外に出すのを助けてくれます。
胃腸の働きを整えたり、解毒作用もあるとされています。

●薬膳メモ トマト
暑さでほてった体を適度に冷まし、胃腸の働きを助け、消化に役立ちます。
喉の渇きを潤し、汗などで流れてしまったエネルギーも補います。

●薬膳メモ ピーマン
血やエネルギーの巡りを良くし、胃の働きを助けて食欲を増進させ、消化も助けるといわれています。
暑い夏は気持ちも高ぶりやすくなりますが、イライラ解消に役立ちます。

●薬膳メモ アスパラガス
エネルギーを補い、体に必要な水分を補い、渇きを癒して、血流をスムーズにするのを助けるとされています。