「マスクの国」
パリのゴールデンウィーク、GWというのか、五月の末後半に、キリスト教の祭日が色々とあって、これからである。そして六月はもう、バカンス年度の始まりとなり、そろそろ速めに取りはじめる人が現れる。
旅行業の人から聞いたのは、思いもかけない話。日本のGW中、こちらも日は長く、とても好い季節なのだが、近年の傾向は、パリやヨーロッパはマロニエの花盛り、花粉症の恐れで、普段の月の2割減の旅行者となり、逆に空いているのがGWの現象。道理で、中国や韓国の人たちが、妙に多いなと思ったはずだった。
page3/3
|