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観光ガイド

更新日2020/10/02

小森温泉

湯は、サラリとした感触で刺激が少ないので温泉初心者さんにもおすすめ。

江戸時代に岡山藩主の池田継政が湯治場を設営したと言われているのが「小森温泉」。当時、藩をかけての一大事業として約1年をかけ莫大な費用と人夫をつぎ込み建設されましたが、湯元に清水が混じり込んだことをきっかけに温度が下がり数年を待たずして衰退、一旦は閉鎖されてしまいました。昭和28年ごろに再調査したところ豊富な湯量が確認されたため、再興されたのが現在の建物です。玄関の横には再興された時に発見された、江戸時代の湯釜の底などが展示されていたり、館内の通路から見える石垣などは当時のものが残っているのも歴史を体感できる見所のひとつです。玄関で靴を脱ぎ、館内に足を踏み入れていくと、川を渡る廊下があります。夏にはたくさんの蛍が舞う様子を川に面した客室から見ることができたり、鳥のさえずりや四季折々の表情が見える自然豊かなロケーションです。湯は、サラリとした感触で刺激が少ないので温泉初心者さんにもおすすめ。浴槽の湯は加温されていますが、カランから出てくるものは約28℃の源泉そのままです。

◯月~木   11:00~17:00(日により変更有り)
◯金・祝・日 11:00~18:00
◯土     11:00~19:00
◯大人610円、◯小人450円 ※約一時間/税込み 

小森温泉
岡山県加賀郡吉備中央町小森245
0867-34-0015  

小森温泉(吉備中央町HP)