2025年1月18日予告
岡フィル コントラバス奏者 奥田敏康さん
音楽好きでジャズが好きな母のもと、なぜかクラシックにはまっていった奥田さん、初めて聞いたショスタコーヴィッチの交響曲第5番に魅せられたと言う。
コントラバスと一緒にオーケストラの豊かな響きの中にいることは、幸せなのだそうだ。
さて、今回は、岡フィル5月の定期演奏会で予定される、スメタナ作曲の連作交響詩「我が祖国」から選んでくれた。
有名な「モルダウ」、アマゾネスをイメージした「シャールカ」、そして弦楽パート泣かせの「ボヘミアの森と草原より」。
メロディアスなモルダウとは、全く違う曲想の各曲をどうぞ。
スメタナの豊かな表現力を奥田さんが見事に解説します。
2025年1月11日放送
岡フィル コントラバス奏者 奥田敏康さん
昨年6月に入団した奥田さん、真庭市出身で現在は大阪在住。
中学の吹奏楽部でコントラバスと出会い、音楽の道へと進んだ。
奥田さんのコントラバス愛があふれる選曲は、ずばりリヒャルト・シュトラウス作曲の「ツァラトゥストラはかく語りき」だ。
ニーチェの哲学書を題材に書かれた9つの曲で構成される交響詩。
序奏の冒頭は、映画「2001年宇宙の旅」で使われ一躍有名になったが、実はこの交響詩は、コントラバスが活躍する楽曲なのだそうだ。
序奏、現世に背を向けて、大いなる憧れについて、学問についてなどあまり聞くことのない曲だが、大編成のオーケストラの魅力や壮大な響きに引き込まれる交響詩だ。
奥田さんいわく、コントラバスの新しい扉を開いた作曲家、リヒャルト・シュトラウスの魅力に触れてください。
2025年1月4日放送
岡フィル ヴィオラ奏者 島田 玲さん
前回に続き年明けも、最強の楽器「声」にスポットを当て、ソロ楽曲をセレクトしてお送りする。
グノー作曲歌劇「ロメオとジュリエット」より
「私は夢に生きたい」、バッハのカンタータ第211番「静かに、おしゃべりせずに」など。
このバッハの曲は別名コーヒーカンタータとも呼ばれているそうで、その頃の時代背景など興味深く語ってくれた。
今年もいろいろなジャンルの人と演奏したいと語る島田さん、2024年にやり残した企画があるそうで、期待したい。
ともあれ。直近では1月26日の岡フィルニューイヤーコンサート「新春をいろどるイタリアオペラ」にぜひお越しください。
2024年12月28日放送
岡フィル ヴィオラ奏者 島田 玲さん
1年ぶりのスタジオですね、と言いながら入ってきた島田さん、いつもながらの素敵な雰囲気をまとっている。
いろいろなジャンルのプレイヤーと演奏するのが大好き、という彼女の今回のセレクトは、「歌」だ。
この番組でも珍しく2週にわたって合唱、ソロ楽曲を選んでくれた。
今回は、ジョン・ラター作曲、自身が率いるザ・ケンブリッジシンガーズの合唱で「Nativity Carol」、ヘンデルのメサイアなどをお聴きいただく。
ボーイズソプラノ、カウンターテナー、島田さんの言葉を借りると、最強の楽器という「声」の魅力をたっぷりと味わってください。
2024年12月21日放送
岡フィル事務局 万代 仁美さん
今回のテーマは、事務局らしく2025年年明けの演奏会ご案内。ですが、と万代さんは言う。
どうやら裏のテーマがあるらしい。
ともあれ、1月26日ニューイヤーコンサートからご紹介、今回はキンボーイシイさんの指揮で、イタリアオペラをメインにしたプログラム。
また、2月2日は笠岡市民会館で主席トランペットの小林鴻さんが活躍する巡回公演、3月2日の定期演奏会に続き、5月17日定演までの案内をしてくれた。
その後は、シンフォニーホールが耐震改修工事に入るので岡フィルは、岡山・香川県内の各地ホールで演奏会を行う。
さて、今回の裏テーマだが、番組をぜひお聞きください。
ヒントは「藤原浜雄さん」です。