2025年4月19日予告
岡山シンフォニーホール管理部 余傳茉鈴さん
珍しい、そして美しいお名前の「よでん まりん」さん、2022年から現職で、貸しホールの仕事を担当している。
小さいころピアノは習っていたが、クラシックには馴染みがなく、大学のゼミで出会ったコンテンポラリー・ダンスに魅かれ、自分の世界観に合う音楽を見つけていったという。
クラシックは勉強中、と語る余傳さんだが、選曲は幅広く選んだ理由がまた楽しい。
詳しくは番組で…なにしろやくしまるえつこ作曲「タンパク質みたいに」、ウルトラマンZの主題歌などが並んだ。
一味違うブラヴォー!岡フィル!をお楽しみに!
2025年4月12日放送
岡フィル事務局 長尾賢さん
岡フィル事務局と、今福音楽堂の運営という2つの顔を持つ長尾さん、活動の場は大阪と岡山が半々と話す。
大阪在住だった学生時代、大阪市城東区の音楽企画募集がきっかけで、音楽の場づくりへの関心が一気に高まった。
そのことが、今福音楽堂につながるのだが、その音楽堂が商業施設の中にあるというのも面白い。
買い物がてら音楽をどうぞ、という普段着の感覚である。
そんな長尾さんは、音楽といろいろなジャンルをコラボさせる「実験」を試みながら、その話題を実に楽しそうに話してくれた。
今回の選曲は、大好きだというトリオ・アコードの演奏でヴェートーベン作曲ピアノ三重奏曲第5番、第6番をお聴きいただく。
2025年4月5日放送
岡フィル事務局 長尾賢さん
2024年9月から現職の長尾さんだが、直前の7月の岡フィル定期演奏会では、ステージの上でヴァイオリンを弾いていたという。
どういうこと?
実は倉敷市出身、3歳からヴァイオリンを学びジュニアオケに入団、大阪の音楽大学に進んだ経歴を持っているのだ。
師事したのは小栗まち絵先生で、福田廉之助さんと同門。
そして、岡フィル事務局で活動すると同時に、大阪市城東区で、今福音楽堂というキャパ100人のホールを運営し、若手の音楽場づくりと実験スペースを体現している。
なんてマルチでおもしろい!
28歳でホール経営ってどういうこと!?
ご本人曰く、演奏に未練はない、音楽の場づくりが使命と心得ます!だそうだ。
ぜひ、番組をお聴きください。
お送りする曲は、メンデルスゾーン作曲ヴァイオリン協奏曲、ヴェートーベン作曲交響曲第6番「田園」、長尾さんの思いあふれる解説も聞きどころです。
2025年3月29日放送
岡フィル 特別首席ファゴット奏者 柿沼麻美さん
ファゴットは、ダブルリードの木管楽器で幅広い音域が特長、重々しい響きからユーモアあふれる軽やかな音色まで、その魅力に惹かれるファンは多い。
オーケストラでは、メロディー部分を奏でることもあるが、吹奏楽では低音部でリズムを刻むなど、伴奏が主な仕事。
でも、と柿沼さんは続ける。
「吹奏楽のファゴットは“お出汁”なんです、お出汁が美味しくなければ料理はだめでしょ?」さすが、特別首席だ。
さて、今回の選曲は、そんなファゴットが活躍する吹奏楽の名曲。
吹奏楽の名門、東京佼成ウインドオーケストラの演奏で、「たなばた」「いちご協奏曲」などをお送りする。
柿沼さんのふるさと栃木県宇都宮市文化会館での録音で、柿沼さんもソリストとして参加、見事な響きをお楽しみください。
2025年3月22日放送
岡フィル 特別首席ファゴット奏者 柿沼麻美さん
番組には初めて登場、2024年10月に岡フィルの特別首席に着座した柿沼さん、栃木県のご出身で活動の拠点は東京・関西圏という。
東京芸大大学院卒、新日本フィルなど多くのオーケストラで活躍し、岡フィルにやってきた。
岡山の印象は?とにかくごはんが美味しい!という答えが返ってきた。
なかでも鰆の刺身に心奪われているとか。
さて、ファゴットとの出会いは、中学生の吹奏楽部。
初めて見る不思議で大きな楽器、人と違う楽器を演奏してみたい、というチャレンジ精神あふれる中学生はたちまち「とりこ」になったそうだ。
今回は、ファゴットの音色をしっかりお届けしようと、選曲してくれた。
チャイコフスキー、サンサーンスの有名楽曲を改めてお聴きください。