阿部ひろみ

Vol.90 <3月1日>

岡山県内一市町村ずつ作品を紹介していきます。


 みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか。  
最近、津山の古い写真を一冊にまとめた本を購入して見ました。津山郷土博物館が発行している「古い津山の写真展」という写真集です。吉井川の今は堤防になっている砂河原や、その河原で行われた相撲興行の写真や、着物を着た女学生、今も残る宮川大橋とその周辺の当時の町並みなど、心が震えるほど感動しました。  
 改めて、現在の町並みや風景を描いていきたいと思いました。

今月は、「津山の変わりゆく風景」です。

津山の変わりゆく風景



鶴山公園・葉桜の頃

十数年前に、初めて鶴山公園を訪れた時、桜の雲海に圧倒されました。備中櫓が完成してから、桜と城壁と備中櫓を描いてみたいと思っていました。人の多さに葉桜の頃になってしまいました。
鶴山公園・葉桜の頃

旧津山洋学資料館


旧津山洋学資料館

新しい津山洋学資料館が、この春にオープンするため、この建物は現在閉まっています。銀行として建てられ、洋学資料館になり、次回は何に生まれ変わるのでしょうか。和洋折衷の素敵な建物です。



雪の衆楽園

最近は、津山あたりも雪が積もるほど降ることが少なくなりました。積雪の衆楽園を描けたのは8年ぶりとなりました。積雪があると、湿気があるせいか、普段より暖かい感じがします。
雪の衆楽園

いかがでしたか? 今回は、以上になります。
次回は、さあ、どこへ行きましょう。
風の吹いている方へ気の向くまま、ふらりとどこかへ。

※今月の絵は、岡山県津山市東一宮にある美術館「M&Y記念館」 に展示しております。

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