阿部ひろみ

Vol.85 <10月1日>

岡山県内一市町村ずつ作品を紹介していきます。


 みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか。
 お彼岸に近くなると、畦や道ばたに忘れずに咲く彼岸花(曼珠沙華)。本当に不思議です。サクラなどは、その年の気温や天候によって開花時期が異なりますが、彼岸花は、日にちが決まって咲くのかと思うほど、ぴったりお彼岸前に咲いています。そうして、ああ、もうすぐお彼岸だなぁと思うのです。
 岡山に嫁いで来てから12年、毎年同じ時期に咲いています。ところで、嫁ぐまでそんなに身近でなかった彼岸花が、今年は、なんと実家の庭に二輪咲いたそうです。どこからか種などが運ばれてきたのでしょうか?
 母は、今は亡き自分の父母を思ったそうです。

今月は、「朱色のある牛窓の風景」です。

朱色のある牛窓の風景



赤い屋根のアトリエ

佐竹徳画伯のアトリエを描くのは、これで二度目ですが、今回は主のいない雰囲気を強く感じました。でも赤屋根にあたる太陽光のおかげなのでしょうか、ほのかな暖かみも伝わってきました。



ジェラート工房コピオ

晴れ間の少なかった今夏でしたが、秋になり晴れの国らしく素晴らしい天気の日が続き、最近食べていなかったコピオのジェラートが食べたいと、いつものごとく騒ぎ行ってきました。美味しかった。



しおまち唐琴通り

なんといっても通り名が良いですね。名前につられて行ってみたくなります。古い町並みを描くつもりでしたが、先に描いた絵は朱色がテーマになっているようなので(結果的に)朱色を探しました。

いかがでしたか? 今回は、以上になります。
次回は、さあ、どこへ行きましょう。
風の吹いている方へ気の向くまま、ふらりとどこかへ。

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