阿部ひろみ
Vol.76
<1月1日>
岡山県内一市町村ずつ作品を紹介していきます。
あけましておめでとうございます。
今年で七度目のお正月になりました。岡山県内をくるくる10年以上回って描いても、まだまだ新しい発見があります。季節が変わっただけで、いつも知っている景色はがらっと雰囲気が違って見えてきます。今年は、新しい出会いを期待しつつ、違う側面からの構図にも挑戦して描いていきたいと思います。
みなさまにとって、良い年でありますよう心からお祈り申し上げます。
今月は、「津山市」です。どれも新しい構図です。ふむ、角度が一度違うだけでも、一歩下がっただけでも見える景色はだいぶ違う。そろそろ描きやすくて慣れている構図からは卒業しなくてはいけないなと思っております。でも考えてみると、何度も描いているところだから、今度はこっちから描いてみようなどと思うようになったのだ。つまりこうやって、岡山県内をくるくる描いているおかげで、確実に(たぶん)進歩している気がする(気のせいかもしれないけれど)。
津山市
鶴山・桜の頃
恥ずかしいことに、「つるやま」と呼んでいました。実際は「かくざん」と読むということを、東京在住の方に教わりました。「日本の桜名所100選」に選ばれているからでしょうか。関東でも有名です。
あじさい寺・長法寺
あじさいの季節になると、ちょっと散歩に行く場所のひとつです。全国各地にあじさい寺があるけれど、長法寺の門から参道への眺めが、とても素敵だと思います。けれど、今回は鐘を描きました。
出雲街道・城東
出雲街道の言葉に惹かれ、出雲街道の宿場町を全部描いてみたいと常々思っておりました。と、一番身近な津山市の出雲街道を描いてなかったと反省し、今回初めて描きました。
いかがでしたか?今回は、以上になります。
次回は、さあ、どこへ行きましょう。
風の吹いている方へ気の向くまま、ふらりとどこかへ。
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