阿部ひろみ

Vol.57 <6月1日>

岡山県内一市町村ずつ作品を紹介していきます。


 みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか?
 むかし、(と言っても18年前のことですが)イギリスへ行った時、ガイという著名画家とガイの奥様アーリンに出会って、わたしの人生は大きく変化しました。変化というより「生まれ変われた」という方が正しいと思うくらい。その出会いは「大事な道しるべ」になっています。過去のわたしに今のわたしが会いに行ったら、「絵描き」をしていることに、大変びっくりすると思います。
 そのガイが絵のレッスンをしている時(彼が描いているのを見ているだけです)、
「ひろみ、絵は毎日描きなさい。そして誰もほめてくれなくても、自分だけは自分を必ずほめてあげなさい。そりゃ、うまくいかない時もある。それでも、どこでもいいから少しほめてあげれば、次回描く時のやる気が生まれるし、欠点の克服がなされるんだ」 と言われたのを覚えています。
 そうして、下手なりに毎日描き続けています。

さて今月は「津山市」です。新「津山市」になってからは、2回目の登場です。今回は、津山市街地です。

津山市



武田待喜堂

「初雪」などの歴史あるお菓子をはじめ、おかきなど、手間暇かけて作っているそうです。初雪は結婚してすぐにいただきました。懐かしい気持ちがしたのは言うまでもありません。「鶴山おこわ」をいただけるという噂を聞いたので、いつか食べに行きたいです。


秋の衆楽園

衆楽園は「桜の季節」と思っていましたので、秋は初めて描きました。なんて見事な紅葉でしょうか。「紅葉」と言えば「山」へ行っておりました。里も素晴らしい。



鶴山公園・備中櫓

ある晴れた日「城見橋」という橋から描きました。だいたいいつも桜は近景が多いので、わたしにとっては冒険です。備中櫓を中央に配置。「ほんとうの津山城はものすごく素晴らしかった」と、通りがかりのおじいさんが教えてくれました。明治6年に廃城し、翌年に全て取り壊されたそうです。

いかがでしたか?今回は、以上になります。
次回は「倉敷市」です。

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