阿部ひろみ

Vol.50 <11月1日>

岡山県内一市町村ずつ作品を紹介していきます。


 みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか?
 今年の「中秋の名月」、忘れて楽しむことができませんでした。
 旧暦の8月15日、実家の母は、忘れる事無く、すすきや栗やお月見だんごを、お月さまから見えるように、うやうやしく、縁側に飾っていました。いよいよ満月(旧暦の8月15日でも満月でない日があるそうです)が天空に近くなってくると、白い徳利と猪口が出てきて、酒盛り(舐める程度)をして、おだんごや栗(秋の味覚なら何でも)をほおばりながら、お月さまをうっとりと眺めるのです。果たしてこれが正しい「お月見」かどうかわかりませんが、小さい頃からの習慣(ちなみに小さい頃はジュースでした)なので、今年の「お月見」を忘れてしまったのは、ほんとうに残念。また来年まで「お月見だんご」が味わえないのかと思うと、かえすがえす残念。結局「お月見だんご」が食べたかっただけなのですが。

今月は、「倉敷市の海沿い」です。

倉敷市の海沿い


下津井瀬戸大橋

瀬戸大橋は、見る角度によってさまざまな表情を見せてくれます。下津井には何度か足を運びましたが、天候のせいで描きそびれていました。晴れの国岡山でも、描きたい天気にはなかなか当たらないものです。


むかし下津井回船問屋

神戸に住んでいる従兄が、仕事で倉敷に転勤して、初めて案内されたのが「下津井」で歓喜したそうです。東京の知り合いの美術家も「岡山に行ったら、下津井だね。」と一押しされました。わたしの知り合いには、この二人以外にも「下津井ファン」がいます。


玉島大橋

何回も玉島大橋を渡ったことがあったのに、下から見た時、「わあ、かわいい橋、描いちゃおう!」と描いてから、何て言う名前の橋だろうと調べたら、「玉島大橋」でした。たまにこういうことがあります。

いかがでしたか?今回は、以上になります。
次回は、「高梁市」です。

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