邑久町 「夢二少年山荘」 |
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物心ついた時には、夢二の絵が、我が家の応接間に飾ってあった。母が強烈なファンなのです。けれど、その絵の真偽のほどは、定かではない。一度、「なんでも鑑定団」に出してみたらと、盛り上がったことがあったが、「これは夢二だ」と信じている母の夢を壊すのは、よくないとやめた。 |
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上斎原村 「うたたねの里」 |
まさか岡山にも雪深い所があるなんて、岡山に住むまで想像しなかった。東京に比べれば、はるかに南西で、もっと暖かい所とばかり思っていたから。「うたたねの里」は、「日本昔話」からひょっこりと姿を現したような里村で、思わず「かわいいー。」と叫んでしまいました。 |
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佐伯町 「棚田」 |
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偶然通りかかった棚田に魅せられて、朝から夕焼けの沈む頃まで、棚田を見ていた。寒かったけれど、それだけ美しい景色だったのです。その付近にお住まいのおじいさんが「棚田を耕すのは、しんどいで。重機も入らんしな。」と教えてくれた。確かに、大変だ。ますます感謝してごはんを食べようと、深く心に思った。 |
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山陽町 「備前国分寺跡」 |
良く晴れた冬の日だった。その場所に立って、空を見上げるとひつじ雲がでていた。「昔の人もこの空を見ていたんだろう」とふと思った。その時、そこにあった冬の枯木が、ざわっと音を立てて風に揺れた。私も思わず、ぶるっと身震いをしていた。タイムスリップしたような気がした。 |
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中和村 「津黒高原へ・時代屋」 |
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このお店の前に一匹のかわいい犬がいた。驚かさないように、望遠を使って離れて撮影した。現像してびっくりした。なんとその写真に写った犬は、人間のおじいさんのような顔をしていた。それがなんともかわいらしくて、その後、何度か見にいったけれど、あの一度きり会ったことはない。 |
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