みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか?
お盆の頃になると、十年ほど前に他界した明治生まれの祖母のことを思い出します。祖母は暑い盛りになるとよく「本当に暑い日は、十日ぐらいよ。」と言っていました。今年の盆も暑かった。でも祖母の言葉を思い出すと、肩の力がスーっと抜けて、暑い夏でさえ愛おしく涼やかな風を感じることができるのです。「そうかぁ、夏って短いんだなぁ。」としみじみ思っているうちに、本当にもう朝晩は秋の風。気がつくと昼間でもそんなに暑くなくなっている。その祖母は亡くなる一年前「ほんとうにあっという間だった。」と自分の人生を振り返っていた。わたしの歳の倍の年月を生きてもまだ先の年齢だった祖母が言った「あっという間」とは、どんな時間だったのだろうか?例えば一夏のように感じるくらいなのだろうか?
今月は、「西粟倉村、奈義町、勝央町」です。 |