阿部ひろみ

Vol.47 <8月1日>

岡山県内一市町村ずつ作品を紹介していきます。


 みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか?
 岡山は、岡山の人が圧倒的に多いけれど、東京は、生粋の東京の人は、あまりいない。東京葛飾区で生まれた私も、父は宮城県出身で、母は富山県出身だ。東京で生まれ、その後三代続くと生粋の「江戸っ子」と呼ばれるようになるらしい。
 先日、実家に帰る飛行機の中で、岩井志麻子著作の「東京のオカヤマ人」を読んでいた。わたしは逆の「岡山のトウキョウ人」だ。でも最近どちらの人間にもなれていない事に気づいてしまった。東京で三代続いてないから生粋の「江戸っ子」にもなれなかったし、岡山でもまだ大半の言葉がわからずじまいである。にもかかわらず、東京に住んでいる友だちから、発音が違っていると言われてしまった。特に顕著に表れるのが、こちらに来てから普及して使い始めた「携帯電話」である。「ケータイ」の発音が向こうの人からすると相当違っているらしい。自分では意識していなかったこの「ケータイ」の発音から少しずつ「岡山の人」に近づいているのでは?と思う今日この頃です。

今月は、「美作市」の続きです。英田、勝田、作東を旅して来ました。

美作市


「長福寺・三重塔」英田

いつも三重塔を下から見上げていて、なかなか描く気をそそられなかったのですが、山上から見たら、なんと素晴らしい景色。楽しく描きました。


「能登香の里」勝田

能登香の里の近くにある喫茶店兼民宿です。まわりは日本の農村風景で、建物も純和風なのに、どこか日本ではない他国の田舎町に来たように感じました。


「大聖寺」作東

あじさいの季節だから人が多いので、朝早く出かけました。受付の人もまだ準備ができてなかったようで、ばたばたしているところに入らせてもらいました。

いかがでしたか?今回は、以上になります。
次回は、「西粟倉村、奈義町、勝央町」です。

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