大佐町の四季 |
「魚切公園の春」 |
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去年の春、ここの桜を描こうと機会を伺っていた。ほかより遅く咲くと聞いていたが、開花予想が大幅にずれて、油断を許さない状態だった。珍しく主人が、「絶対今日行った方がいい。」と予言するので行くと、大当たりの満開だった。 |
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「大佐山山頂」 |
ある晴れた夏の日、天文台とあすなろタワーを描いていると、突然下からふわりとパラグライダーが上がってきた。急なことでびっくりしたが、のんびりと浮かんでいるパラグライダーが、夏らしさを引き立ててくれたかんじがした。 |
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「御洞渓谷」 |
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11月1日、紅葉にはまだ早いと思いながらスケッチ。まだ残る緑の葉っぱと、紅くなり始めた葉っぱ、そして透き通った水とのバランスがとても絶妙できれいだった。結局、次の日に大雪が降り、その年の紅葉は終わってしまった。 |
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「大佐神社」 |
雪が降るたびに足を運んだ。雪が積もって、木漏れ日が参道をまぶしく照らす日を待った。ある日は吹雪いていた。ある日は日射しが強すぎて参道の土が見えていた。ある日は曇っていた。そして春を告げる最後の雪で描く事ができた。 |
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「方谷庵」 |
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山田方谷先生は、母方の故郷である大佐を終焉の地としたそうです。方谷庵は、先祖を祀り、瞑想にふける場所であったと書かれていた。確かに静寂な場所に建っています。昭和40年、岡山県から県指定文化財史跡に指定されています。 |
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