街・人・事柄など様々なテーマをもとに作品を紹介していきます。
戦時中に、家族と暮らした家が、保存されています。その日は暑い日だったので、汗かき歩いて到着すると、冷たい麦茶を持って出迎えてくださり、周辺の見所や横溝さんのエピソードを紹介していただきました。
横溝正史さんが、よく散歩していた場所だそうです。そこには、「悪魔の手鞠歌」に出てくる「おりん」像があります。その横に小さな祠、そして、大池に浮かぶ弁天島、現実そのものがミステリーな感じがしました。
清音駅を描くのは二度目です。駅前には、金田一耕助の顔出しパネルがあり、一応念のため?撮影しました。今年は、「金田一耕助誕生70周年」だそうで、この後、年末にかけてイベントが盛りだくさんだそうです。
いかがでしたか? 今回は、以上になります。
次回は、さあ、どこへ行きましょう。
風の吹いている方へ気の向くまま、ふらりとどこかへ。
※今月の絵は、岡山県津山市東一宮にある美術館「M&Y記念館」 に展示しております。
さて今月は「横溝正史さん」をテーマに描きました。
横溝正史さんは、戦時中に、現在の倉敷市真備町岡田に疎開していました。横溝正史さんが散歩していたと言われている場所を、散策してきました。散策している間、主人が隣で「八つ墓村」の挿入歌を口ずさんでみたり、池の前で急に「スケキヨ」とぼそっと言ったりするので、映画やドラマのワンシーンが、頭の中で再現されたりしました。
横溝正史さんの疎開宅で聞いたお話ですが、小説を書くのに煮詰まると、頭をぼりぼりしながら散歩していたそうです。映画やドラマで描かれる金田一耕助そのものですね。