Vol.169 <10月1日>

街・人・事柄など様々なテーマをもとに作品を紹介していきます。

 さて今月は「横溝正史さん」をテーマに描きました。
 横溝正史さんは、戦時中に、現在の倉敷市真備町岡田に疎開していました。横溝正史さんが散歩していたと言われている場所を、散策してきました。散策している間、主人が隣で「八つ墓村」の挿入歌を口ずさんでみたり、池の前で急に「スケキヨ」とぼそっと言ったりするので、映画やドラマのワンシーンが、頭の中で再現されたりしました。
 横溝正史さんの疎開宅で聞いたお話ですが、小説を書くのに煮詰まると、頭をぼりぼりしながら散歩していたそうです。映画やドラマで描かれる金田一耕助そのものですね。

横溝正史さん

いかがでしたか? 今回は、以上になります。
次回は、さあ、どこへ行きましょう。
風の吹いている方へ気の向くまま、ふらりとどこかへ。

※今月の絵は、岡山県津山市東一宮にある美術館「M&Y記念館」 に展示しております。

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