街・人・事柄など様々なテーマをもとに作品を紹介していきます。
ここでいいのかなと不安になりながら、地元の人しか通らない田んぼの間を縫っていくとありました。小さい頃、宮城のおじいちゃん家の田畑で遊んだ時と同じ時間が流れていました。懐かしい風が吹いていました。
岡山に来て初めて描いた水車は、親子孫水車でした。その時は、もう二度と水車を描くことはないかもしれないと思いました。描写が細かく、バランスを取るのが難しかったからです。今は描くのが楽しいです。
観光地なので、屋根も葺き替え、見せるだけの建物にみえますが、実は今でも現役で、地元の人が使用する時には、せき止めている水を流し、動かすそうです。流れている宮本川は、水がとてもきれいで蛍もいます。
いかがでしたか? 今回は、以上になります。
次回は、さあ、どこへ行きましょう。
風の吹いている方へ気の向くまま、ふらりとどこかへ。
※今月の絵は、岡山県津山市東一宮にある美術館「M&Y記念館」 に展示しております。
さて今月は「水車のある風景」をテーマに描きました。
水車や風車は、もうあるだけで、スケッチしたくなる風景ですね。そんな水車や風車が好きなわたしを知っていらっしゃるのか、あそこにある、ここにあると教えてくださる方がいます。道沿いにある水車でしたら、わたしも自力で見つけてスケッチしていますが、昔々から使われている日常生活に密着した水車は、やはり教えていただかないと、どこにあるのか、どう行くのか、わからないですね。