Vol.147 <12月1日>
岡山県内一市町村ずつ作品を紹介していきます。
美作のお寺さん
第六番
普門寺（ふもんじ）
美作市（旧作東町）に位置するお寺さんです。境内に入って清めようと手水場に行くと、水の形が「心」の漢字になっていて、本物そっくりの亀が二匹いました。亀たちが動くかどうか数分待って見ていました。
第二十三番
清水寺（せいすいじ）
久米郡久米南町に位置するお寺さんです。キンキンに冷える寒い朝、山門に登ってきたところで、無音の世界になりました。無風無音の中、お坊さんが寒さのために赤くなった手でご朱印を押してくださいました。
第三十四番
木山寺（きやまじ）
真庭市（旧落合町）に位置するお寺さんです。県内外からの観光客も多く、特にアジサイの季節にはたくさんの人が訪れているそうです。霊場めぐりを始める前に、秋の季節に行った本堂横の庚申堂です。
いかがでしたか？ 今回は、以上になります。
次回は、さあ、どこへ行きましょう。
風の吹いている方へ気の向くまま、ふらりとどこかへ。
※今月の絵は、岡山県津山市東一宮にある美術館「Ｍ＆Ｙ記念館」 に展示しております。
みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか。
去年の１２月１日に「美作八十八カ所霊場めぐり」を始めて、ちょうど１年が経ちました。去年の１１月くらいに義母が急に体調を崩し、病気を治すことはできないけれど、何かせずにはいられなかった私たち夫婦は、偶然知った「霊場めぐり」を始めました。やがて年が明けてすぐに義母は旅だっていきましたが、その後も月に一カ所から五カ所のスローペースでめぐっていきました。一家の要の義母を失った後の大変さは身にしみました。その中でお寺さんに参らせて頂いて、お坊さんやそのご家族の方に「ようお参りになられました」と声をかけていただくと心安らかになれました。八十八カ所目にはまだ先がありますが、これからも少しずつ大事にめぐらせていただきます。
さて今月は、「美作のお寺さん」です。