阿部ひろみ

Vol.13 <10月1日>
 みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか?
今年の残暑は、厳しかったですね。
さて、秋と言えば読書の秋、スポーツの秋などいろいろ言われますが、私の秋は、やっぱり食欲の秋になるなあ。(ほんとは芸術の秋です)そこで麺の話。はじめて岡山でラーメンを食べた時、ものすごくぶったまげた。しょうゆらーめんは、わたしの知っている透き通ったスープではなく、とんこつベースに、しょうゆが入ったものだった。博多の白いとんこつスープより入りやすかったけど、変わってるなあと真剣に悩みながら食した。それから蕎麦。岡山県に嫁ぐ時、同じ国内だからおいしい蕎麦くらい、どこでもあるだろうと思って来たけど、食感、のどごし、つゆの味などなど、納得いく蕎麦がなかなか見つからなかった。今は、お気に入りの店を何軒か見つけてほっとしている。食文化って、それぞれ独自に発展をしたのだなと、改めて思い感心しました。


勝北町 「那岐山を望む」
 北海道に行った時に、感動して見た風景がここにもあるじゃないかと思った。那岐山に向かって、なだらかに起伏する畑の姿が、とても美しかった。今に、ここにもたくさんの観光客が訪れるかも。
   
玉野市 「王子ヶ岳」
 王子ヶ岳だと思って、一心不乱に徒歩で登った山は、隣の山だった。残念に思いながら下山。ほんとの王子ヶ岳は、車道があったので、車で駐車場へ。念願のニコニコ岩を見ることができて、ほっと一息。岩は、ほんとに笑っていた。
   
日生町 「みなとがみえる丘公園」
 牡蠣棚のある海は、瀬戸内の特徴的な景色のひとつだろうな。海に浮かぶ小島が気に入って描いてみた。どこへ行ってもそうだけど、ここでも人が行かないような草むらに入って描いたので、工事のおじさんに変な顔をされてしまった。
   
真備町 「猿掛橋」
 増水したら水の中に沈む橋として、インターネットに掲載されていた。その橋が気になって、役場の人に何回もお聞きしてたどり着けた。なるほど、これだと増水したら沈むかもしれない。でも骨のあるしっかりした橋だった。
   
矢掛町 「やかげ郷土美術館」
 ほんとは矢掛本陣を描くべきなのかなと思いつつ、美術館を描いた。こちらの方がわたしには魅力的だったから。岡山県には、ほんとに歴史的な素敵な建物がたくさんある。そして似合うんだなあ、嬉しくなるくらいに。
   
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