初めて店内に入ったのは春でした。県南の倉敷とはいえ、やはり初春なので、花冷えがして、外は寒かったけれど、中は珈琲の良い香りと同じような心地よさの暖かさにほっとしたのを覚えています。
やはり、一番多く描いている季節なのかもしれません。青々とした蔦に川沿いの柳。目をつぶると、風がそよぐその景色を鮮明に思い描くことができます。蔦の緑とピンクの対比が映えますね。
桜の咲く季節より、どんぴしゃで行くのが難しい秋の紅葉。紅葉を目指して行くと、青々としているか、散ってしまっているかという具合。5年越しの春(秋ですが)となりました。