上斎原に行く途中で、志功さんは奥津温泉に泊まっています。川を望む散歩道は、コンクリートで整備され歩きやすくなっていますが、それほど今と変わらないほっこりした景色だったと思います。
志功さんの手記「灼楝記(しゃくれんき)」に三ヶ上山の月夜について書いています。どの場所にどのように月が出たかは書いていないので、わたくしの想像も入って描きました。