青いライオン

COMMENT コメント

さまざまな分野の著名人から本作へ
コメントが到着!

※順不同 ※敬称略

小手鞠るい (作家)

障害のある子どもたちをテーマに描いた作品として『あんずの木の下で』『ぶどう畑で見る夢は』『曲がり木たち』など。

ライオンの前で、お母さんが一度だけ見せてくれたあの笑顔。
絵の中で躍動する、言葉を持たない動物たちの生命力。
最後に映し出される海辺の光景。人間の本質は愛だと、信じさせてくれる作品です。

桜木紫乃 (作家)

2013年、『ホテルローヤル』で直木賞を受賞。

縁あって出会った、世界にひと組の親と子。
導かれ、たどり着いた場所で見た光を、お互い全力で抱きしめたい。
子育てしていたころの孤独咸を思い出し、涙が涸れるかと思うほど泣きました。
わたしもひとりの母親でした。

早乙女友貴 (俳優)

一つの命を 愛し 信じ抜いた「青いライオン」
注がれた愛を、絵という表現で力強く美しく魅せられました。

鴻上尚史 (作家・演出家)

ドラマ部分の「よし君」とドキュメント部分の「石村さん」が何層にも交わり、深く感動しました。
あの鮮やかな絵画の裏には、こんな驚くドラマがあったとは。
「青いライオン」の絵のなんと美しく凛々しいこと。
多くの人に見てもらいたい作品です。

中川正子 (写真家)

個性や特性を携え、それぞれが社会でしあわせに生きていくとは。
改めて考えるきっかけをもらいました。
よしくんの描いた青いライオンの凛々しさがこころに残ります。
「お母さんに会いたいねぇ!」という彼の明るい声も。

越智陽一
(坊っちゃん劇場 代表理事)

嘉成君の作品と出会った時の衝撃的な感動を今でも覚えています。 独特の色彩と力強い表現には、彼の純粋な感性とお母さんの愛情が感じられ、見る者を引き込みます。
作品には二人が共に成長してきた軌跡があり、これからのさらなる成長と感動に期待が膨らみます。

坂本直子
(アテネ五輪女子マラソン日本代表)

予告を見ただけで泣きそうになり、本編を見て大号泣。
ライオンのような優しさと強さを持ち、知識ある愛で嘉成さんを育てたお母さんの覚悟は私の子育ての理想です。
厳しくも愛がある言葉は人を成長させ、成長した人の周りは幸せに満ち溢れていて素敵♡と感じさせてくれる映画です。

市川宏伸
(一般社団法人日本自閉症協会 会長)

石村さんの動物の絵は、眼力が強く、その迫力が際立つ。
自閉症の方の絵は、正面を向いている場合が多いが石村さんの場合は、横向きも見られる。
商業高校に入学後、美術に目覚め、絵画を描くようになったと聞く。
その背景には、お父さんや亡くなられたお母さんのご苦労もあったと拝察する次第である。

奥山俊宏 (上智大学教授)

瀬戸内に面した地方の工業都市の原風景の上に、人間の無限の可能性と別離の悲しさがドラマと実写ビデオで丁寧に紡がれ、織りなされている。
心のひだに染み込む親子の物語。 おそらく主人公が幼少時そうだったように、この映画の視聴者も、ドラマ中の母親役、小林章子の表情と振る舞いに癒され、心の壁のドアを開けられ、自分自身の隠れた一面の可能性に気づかされるような前向きな感覚になることができる。

重友梨佐
(ロンドン五輪マラソン日本代表)

何度心が折れそうになった事だろうか。
それでも心に決めた事へ突き進む時、人は強さや優しさを手に入れるのかもしれません。
家族の絆や愛に触れる事ができる作品です。

平松恵美子
(映画監督・脚本家)

代表作「ひまわりと子犬の7日間」「あの日のオルガン」など

ドキュメンタリーとドラマの見事な融合。
芸術家・石村嘉成の描く色鮮やかな動物たちが何故こんなにも私たちの胸に迫るのか。
そこに、共に闘い成長してきた両親の、諦めない愛情があったからなのだと気付いたとき、つと温かい涙がこぼれた。

南原清隆 (タレント)

人を信じ、あきらめず、育む愛の物語。
子育てとは?社会のあり方とは?を、この映画と石村嘉成さんの絵はそっと励ましてくれるのです。

原田大二郎 (俳優)

石村嘉成君は、新進の画家です。
彼の描く動物は、目が素敵。
どの動物もキラキラ眼が光って、まるで生きているよう。
ママが癌で亡くなったので、嘉成君は、優しい青いライオンを描きました。
自閉症と診断された嘉成君と、ママの苦闘の旅路を描いた映画です。