2月17日(水) 午後8:56~9:54
人生の終わりを自宅で~増える在宅医療~
人生の終わりを自宅で過ごす。かつては当たり前だったことが医療のあり方の変化とともに、病院で最期を迎える人がほとんどを占めるようになっている。
それが今、変わり始めている。岡山市内にも在宅医療に特化した診療所が開設され、開業医の中にも訪問診療に力を入れる医師が増え始めた。
膨らむ医療費、入院するベッドがない病院、さらに高齢化が進み、2040年には亡くなる人の数が1.5倍に増えるといわれる中、岡山市ではこのままいけば毎年4000人近い人が最期を迎える場所がなくなるという。
そんな中、人生の終わりを自宅で迎えるという考え方が徐々に増えてきた。そのとき、医師は、そして家族はどんなサポートが出来るのか?
自宅で最期を迎えることを選んだ末期がん患者とその家族を見つめながら、在宅医療のありかたを考える。