岡山でバナナを作る、これまでだれも考えなかったことを実現させた会社がある。
輸入率ほぼ１００％のバナナ、農薬を使わず、露地栽培で作ることができるようになった秘密は、岡山で生まれた品種改良の技術。市内の畑には一万本以上のバナナの実をつけた。国産初ともいわれるバナナに全国の百貨店などからも注目が集まる。
総社市では昔から伝わる赤米を使ったビジネスに取り組む夫婦がいる。生産から販売、加工までこだわりをもって取り組めば農業から大きな夢が生まれる。
高齢化に耕作放棄地の増加、さらにTPPと先の見えなくなっている日本の農業。
ビジネスチャンスをつかみ、岡山から農業の未来を変えようとする取り組みを追う。