薑屋(はじかみや)

今回のラーメン放浪記のリポートは、ラーメンが大好きという小松アナ。美味しいラーメンが食べられると聞いてやってきたのは、西川緑道公園沿いにある「薑屋(はじかみや)」です。こちらには常識を超えたユニークなラーメンがあるということで、さっそく店主の大矢さんに伺います。

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小松アナ:
常識を超えたユニークなラーメンがあると聞いてやってきたんですけど。
大矢さん:
うちは、創作ラーメンという看板でやっていますので。
小松アナ:
創作ラーメン?

店内のメニューを見ると、「カレーつけ麺」や「小柱と豚骨のトマトラーメン」といったユニークなメニューが並び、小松アナも興味津々です。これが常識を超えるラーメンの正体なのでしょうか?

大矢さん:
一番人気のメニューは豆乳を使った「はじかみラーメン」です。レタスが乗ってうずらの煮卵も使っています。
小松アナ:
もしや、それが常識を超えたラーメン?
大矢さん:
超えてるんでしょうかね?

果たして、常識を超えたラーメンとは、いったいどんなラーメンなのでしょうか?
豆乳を使ったラーメン、さっそく作っていただきます。

小松アナ:
豆乳ってラーメンとの相性はいいんですか?
大矢さん:
このあと入れるもので劇的に美味しくなります。
小松アナ:
ええ~、劇的に?あるものとは?
大矢さん:
これです。すりおろした生姜なんですけど、店名の薑屋の「薑(はじかみ)」って生姜の古い名前なんです。

薑屋の薑(はじかみ)とは、日本古来の言葉で生姜のこと。
生姜を中国では「薑」と書き、生姜の音読み「シャウカウ」が転じ「ショウガ」になったといわれています。
この豆乳と薑を使ったラーメン、これが巷で噂される常識を超えたラーメンなのでしょうか?

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大矢さん:
お待たせしました。「はじかみラーメン」です。
小松アナ:
わ~美味しそう。いただきます。まずは麺から。あれ?すくえど、すくえど、麺が出てきません!どういうことですか?
大矢さん:
常識を超えたラーメンと言われたので、多分、このことだと思って。
小松アナ:
後からつけ麺が出てくる?
大矢さん:
いえ、違います!麺が入っていない「麺なし」というメニューです。
小松アナ:
麺なし?ラーメンの麺なし?

そう、薑屋の常識を超えるラーメンとは「麺なしラーメン」のこと。ちゃんとメニューにも載っています。
このメニューは中央町という場所柄、お酒を飲んだ後にちょっと小腹が空いた、でも炭水化物は......というラーメン好きなお客さんの要望から生まれました。
そして、その要望が実現したのも、以前は割烹料理店で修行したというご主人が作るスープの旨さからです。

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小松アナ:
豆乳があっさりとしていて、生姜のちょっとピリっと辛味があって、美味しい!スープ全部飲み干しちゃいそうです。
大矢さん:
ありがとうございます。こういう食べ方もあるよっていうことで。
小松アナ:
確かに常識を超えるユニークなラーメンですね!でも、お腹を空かせてやってきたので麺入りも食べたい!

もちろん、薑屋のラーメンは麺ありも絶品です。
ぜひ、麺あり・麺なし、どちらも楽しんでみてください。

店舗情報

店舗名
薑屋(はじかみや)
営業時間
19:00~3:30
定休日
日曜日
駐車場
なし
住所
岡山県岡山市北区中央町1-1
交通手段
路面電車 清輝橋線「新西大寺町筋」電停から徒歩約4分
お問い合わせ
086-232-7115

地図