今回、石原Dと大寺アナが訪れたのは小豆島。
土庄港から東に向かってクルマを走らせ、姫路と定期便で結ばれる港町、福田。小豆島を牛に見立てると、おしりのあたりになる場所に、石原Dが愛してやまないラーメンがあると言います。
昭和30年代にタイムスリップしたかのごとき佇まい。大衆食堂木原におじゃまします。
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- 大寺アナ:
- 嬉しい!3年前にロケで来た時の写真、飾ってくださってるんですね。
- 佐野さん:
- きれいな子やから覚えてる。
木原食堂はおよそ50年前、佐野さんのお母さんが始め、かつては子どもたちで賑わう駄菓子屋さんでもありました。当時の子どもたちが大人になった今も通う、我が家同然の食堂なのです。
実は大寺アナ、3年前にロケで訪れていて、ここで食べたおでんが今でも忘れられないのだとか。
![160318kihara_02.jpg](/tv/evening_goji/ishihara-ramen/2016/03/18/160318kihara_02.jpg)
- 大寺アナ:
- すごい色してますでしょ?ここのおでんは本当に病みつきになるんですよ。もう1回食べたいと思っていたんです。ほんとに美味しいんです。
- 石原D:
- これね、おつゆが凄いと思う。石油じゃないからね。出汁だからね。
さっそく2人でおでんをいただきます。タマゴの白身は一品料理みたいで、かじると燻製のよう。黄身にも味がしっかり届いていると石原D。じゃがいもはホクホク感が残っていながら、外側はしっかり味が染みてて、内側はほどよくお醤油の香りがふわーっと、と大寺アナ、思い出の味が鮮やかに蘇ったようです。
さて、石原Dが愛してやまない木原食堂の一杯を作っていただきます。
![160318kihara_03.jpg](/tv/evening_goji/ishihara-ramen/2016/03/18/160318kihara_03.jpg)
最初に登場したのは鶏のモモ肉。続いてブタのバラ肉が入ります。味付けは塩と醤油。味見をしながら少しずつ足していきます。まさにおふくろの味って感じです。麺は地元の製麺所からの取り寄せ。この麺が評判いいのと佐野さん。結構、地産地消なんです。
スープをかけて最後にゴマ油が入り、完成です。
石原Dがテラちゃんにぜひ食べて欲しかったという木原食堂のラーメンです。
![160318kihara_04.jpg](/tv/evening_goji/ishihara-ramen/2016/03/18/160318kihara_04.jpg)
- 大寺アナ:
- 透き通ったスープで、わー、やさしい味。まずゴマ油がふわ~と香るんですけど、豚と鶏の旨味が出てますね。あんな短時間でささっと作ったのに。ほんとにあっさりスッキリ。
全体に主張を控えたやさしいお味の中にあって、豚肉の旨味がひときわ味わい深く感じられるラーメンです。
- 石原D:
- ボクね、一番好きなのは、カマボコよ。今、かまぼこの入っているラーメンとか中華そばというのはなくなりつつあります。これ非常に貴重なんです。
- 大寺アナ:
- (カマボコ食べて)なんかホッとする味ですね。
麺をひとすすりするたびに、心も身体もホッとやすらぐテラちゃんでした。
- 大寺アナ:
- 3年前におでんを食べて、ここはおでんが美味しいお店と勝手にインプットしてたんですけど、ラーメンも美味しいです。ほんとに。出会えてよかったこの味に。
本当ですよ。お母さん。
地元にお勤めの皆さんが、昼休みのひとときを木原食堂でくつろぎます。
中には30年以上、ほとんど毎日通っているお客さんも。脳梗塞で1か月ほど休んだことがあったという佐野さんですが、そのときもみんなが子どものように良くしてくれたと言います。
地元の皆さんにとってなくてはならない場所、それが木原食堂なのです。
店舗情報
- 店舗名
- 木原食堂
- 営業時間
- 8:00~20:00
- 定休日
- 無休
- 住所
- 香川県小豆島町福田1188-1
- 交通手段
- 小豆島オリーブバス北廻り福田線 福田港 徒歩2分
- お問い合わせ
- 0879-84-2801
地図